猫の健康は食事から

ウェットフードの値段で選ぶ

ウェットキャットフードは素材を加工した後に、乾燥させずにそのままパッケージもしくは缶に入れた猫用の食事です。
このウェットキャットフードのメリットは柔らかいので胃に優しく、病気によって体が弱っている場合や子猫や老猫の食事に最適です。そんなメリットを持つキャットフードですが、実際に購入するときにきになるのが安いものでも大丈夫かという点です。
乾燥させないで作るため、どうしても固形よりも値段が高くなります。安いもので大丈夫かについては、しっかりと表記を見てほしいというのが正解です。表記を見て保存料や着色料に加えて、イモ類や雑穀そしてたんぱく質の粉末など聞いたことがない食品が並んでいる場合には注意がいります。
これらの原材料は安く仕上げるために加えられているのが理由ですが、当然ながら猫の健康に悪影響を与えます。猫の健康を考えるのであれば、日常生活が多忙など手作りで用意するのが難しい時に限定したほうが安全です。

キャットフードはウェットタイプのパウチが人気

一昔前までキャットフードといったら、猫缶やドライフードというのが主流でした。しかし最近ではウェットタイプのパウチが人気を集めています。
人気の理由は何と言っても「手軽さ」です。ごみの処理も手間がかからず持ち運びも楽ですし、猫にとっても味のバリエーションも多く消化しやすくてメリットがたくさんあります。
しかもこのキャットフードは種類が豊富なため、主食だけでなく嗜好品のものや栄養バランスを考え抜かれたものも存在します。形状もフレークタイプやパテタイプ、スープタイプがあって猫の好みや状況に合わせて選べるのです。選ぶ際は必ず猫の年齢や商品の安全性もしっかりとチェックしてあげてください。
柔らかくて食べやすいメリットの半面、歯垢がつきやすいため日々の歯のケアは欠かせません。歯周病は肝臓や腎臓にも影響を及ぼします。また、パウチは長期保存が可能ですが、一度開封したものはできる限りその日のうちの食べ切りましょう。
どうしても残ってしまう場合は保存容器で冷凍し、食べさせる際は風味を守るために自然解凍する方が良いでしょう。